この記事は以下の問題を解決します:
- 適切な見積もり金額の設定方法を知りたい
- 見積もりに含めるべき項目を把握したい
- 依頼者に分かりやすい見積もり書の作成方法を学びたい
- 価格交渉への対応方法を身に付けたい
- 追加費用の説明とタイミングを理解したい
簡潔な回答:
見積もり作成では、商品代金、代行サービス料金、送料の3つの要素を適切に設定することが重要です。2段階課金システムに沿って手配代行と発送代行を分けて設定し、為替変動や追加費用の可能性も含めて透明性の高い内容で提示しましょう。
詳細説明:
■ロコカウの2段階課金システムの理解
見積もり作成の前に、ロコカウの料金システムを正しく理解しておきましょう。バイヤーロコが設定するのは以下の3つの要素です:
2段階課金1回目:手配代行
- 商品代金
- 手配可能の調査費(必要な場合)
- 手配代行サービス料金
2段階課金2回目:発送代行
- 国際配送料
- 発送代行サービス料金
※システム利用料や決済手数料は、ユーザー側で自動計算されるため、バイヤーロコが設定する必要はありません。
■ロコカウの見積もりシステムの使い方
ロコカウでは、サービス取引画面内の「サービス見積り設定」で見積もりを作成します。
見積もり画面の構成
- 2段階課金1回目の見積り料金設定:手配代行に関する項目
- 商品費用と代行サービス料金に分かれて入力
- 各項目を入力後「更新」ボタンで見積もりを提示
■バイヤーロコが設定すべき料金項目
商品代金
- 現地での商品価格
- 現地の消費税・手数料
- 現地国内の配送料(店舗からバイヤーロコまで)
代行サービス料金
- 手配可能の調査費用
- 手配代行費用(購入、受取、検品など)
- 発送代行費用(梱包、発送手続きなど)
国際配送料
- 国際送料
- 梱包材費用
- 保険料(希望がある場合)
これらの項目を適切に設定することで、ユーザーに分かりやすい見積もりを提示できます。
■見積もり設定時の注意点
よくある設定ミス
-
項目の重複計算
- 商品代金に現地送料を含めたのに、別途現地送料を計上
- 手配代行に含まれる作業を発送代行でも計上
-
2段階課金2回目項目の設定忘れ
- 国際配送料を1回目に入力してしまう
- 発送代行料金の設定忘れ
-
為替レートの未考慮
- 外貨建て商品代金を円換算せずに入力
- 為替変動リスクの調整代未設定
効果的な見積もりのコツ
- 段階的な設定:確定している項目から順次設定し、未確定項目は2回目で更新
- 明確な説明:自動メッセージと併せて、詳細な説明メッセージを送信
- リスクの事前説明:為替変動や重量変更による料金変動の可能性を事前に伝える
■分かりやすい見積もり書の作成
見積もり書のテンプレート例
バイヤーロコが見積もりを設定・更新すると、ユーザー側には以下のような形で表示され、自動メッセージも送信されます:
ユーザー側の表示例:
【手配代行:お支払合計】¥5,138 ■商品費用 ¥3,000 ・商品代金(現地国内送料など含む)¥3,000 ・国際配送料(送料、梱包材など)未確定 ■代行サービス料金 ¥1,500 ・手配可能の調査 ¥500 ・手配代行(購入、受取など)¥1,000 ・発送代行 未確定 ■システム利用料 ¥450(商品+代行サービスの10%) ■決済手数料 ¥188(+3.8%) 【発送代行:お支払合計】未確定
自動送信メッセージ例:
お見積り料金が更新されました。 商品代金 : 3,000円 手配可能の調査 : 500円 手配代行 : 1,000円
バイヤーロコへの重要なポイント:
- バイヤーロコが設定するのは基本の3項目のみ
- システム利用料・決済手数料はユーザー側で自動計算
- 見積もり更新時に自動メッセージが送信される
- 未確定項目は後から設定可能
見積もり書作成のポイント
-
分かりやすい構成
- 2段階課金システムに沿った明確な区分
- 項目ごとの詳細な内訳
- 合計金額の明示
-
透明性の確保
- 全ての費用を明記
- 計算根拠の説明
- 変動要因の事前告知
-
視覚的な見やすさ
- 表形式の活用
- 重要な金額の強調
- 適切な改行と空白
■価格交渉への対応
交渉に応じる場合
- サービス内容の一部調整
- 作業効率化による料金削減
- 複数商品での料金優遇
交渉に応じない場合
- 最低限必要な費用の説明
- サービス品質との関係性の説明
- 他のメリットの提示
価格交渉時の注意点
- 安易な値下げは避ける
- サービス品質を下げない
- 後から追加請求をしない
■追加費用の説明とタイミング
事前に説明すべき追加費用
- 為替レートの変動による差額
- 商品価格の変更
- 重量・サイズによる送料変更
- 現地税金の変更
追加費用の説明例文 「商品の実際の重量が予想より重かった場合、送料に差額が発生する可能性があります。その際は事前にご相談の上、ご了承いただいてから発送手続きを進めさせていただきます。」
■見積もりの有効期限設定
期限設定の理由
- 為替レートの変動
- 商品価格の変動
- 在庫状況の変化
適切な期限の目安
- 一般的な商品:1週間程度
- 価格変動の激しい商品:3-5日程度
- 限定商品:48時間程度
■よくある見積もりでの失敗例
避けるべき失敗例
-
為替変動の未考慮
- 固定レートでの提示
- 変動リスクの説明不足
-
送料の過少見積もり
- 重量の誤算
- 梱包材の重量未考慮
-
関税の説明不足
- 関税発生の可能性未告知
- 支払い方法の説明不足
-
項目の重複計算
- 商品代金に含まれる費用の二重計上
- 作業内容の重複設定
■見積もり後のフォローアップ
適切なフォローアップ
- 見積もり送付後の確認連絡
- 不明点に対する丁寧な説明
- 修正見積もりの迅速な対応
フォローアップのタイミング
- 見積もり送付から2-3日後
- 週末を挟む場合は翌営業日
- 急ぎの場合は翌日
注意点:
- 見積もり金額は実現可能な範囲で設定しましょう
- 後から大幅な追加請求が発生しないよう、リスク要因は事前に織り込んでおきましょう
- 競合他社との比較を意識しつつ、適正な価格を維持しましょう
- 見積もりの根拠を明確に説明できるよう準備しておきましょう
- 複数商品の場合は、まとめ買い割引の検討もおすすめします